「タイラバロッド」の選び方を徹底解説!入門者から上級者にもおすすめのロッド7本を厳選!

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タイラバ

タイラバで釣果を伸ばすため、またストレスにならないためには専用の「タイラバロッド」を使うことがポイント。しかし、いざ始めようとしても、種類が多くてどれを選んでいいのか分からない方も多いはずです。そんなあなたにタイラバロッドの選び方を分かりやすく丁寧に解説し、おすすめロッドを厳選しました。

目次

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入門にはどんなタイラバロッドを選べば良いの?

近年では初心者でも簡単にマダイが釣れるルアーフィッシングとして人気上昇中の「タイラバ」

タイラバで釣果を伸ばすためのポイントはまず、タイラバ専用ロッドを使用することです。専用ロッドは、タイラバゲームに特化した設計で作られたロッドなので、専用ロッドはまず1本持っておくのがベストです。

今回は、そんなタイラバロッドの選び方を解説し、おすすめのロッド10本を紹介します。是非あなたに合ったタイラバロッド選びの参考にしていただければと思います。

どのくらいの長さのものを選べいいの?

タイラバロッドの長さは短いものだと5フィートからと幅広く、長いものであれば8フィートのものまであります。

操作性や取り回し重視のショートロッド

まず短いロッドのメリットから確認してみましょう!

ショートロッドはまず軽量で、船上での取り回しが良いのが最大の魅力です。重たさを感じにくいため、疲れにくく、かつストレスフリーなため、思う存分に釣りに集中できます。

また、穂先からグリップまでの距離が短いため、感度が良いことも特徴です。

次はデメリットですが、長さが短い分まずロッドの曲がりしろが少なく、ロッドが船の揺れを吸収できず、その揺れを仕掛けに伝えてしまい、タイラバが不自然に動くので、魚に与える違和感が大きくなり、喰いが悪くなったりタイラバを見切られてしまいます。

懐が広いロングロッド

ロングロッドは長さが長い分、曲がりしろが大きく、ロッドが波による船の上下運動を吸収してくれるので安定性が増し、仕掛けの動き方が自然になることで見切られることも少なくなり、釣果が伸ばしやすくなります。

デメリットは、まず長い分自重が重くなり、感度に欠けます。そして、乗合船では、釣りをするスペースが限れているので、身動きが取り辛いことです。

ロッドパワーも重要な要素の一つ!

ほとんどのタイラバロッドには、何gのルアーが適合するのかを表す「適合ルアーウエイト」が表記がされていて、どのメーカーも一般的には柔らかいものからL(ライト)→ML(ミディアムライト)→M(ミディアム)→MH(ミディアムヘビー)→H(ヘビー)という記載があります。

このようにタイラバロッドの硬さは大きく3つに分けられており、硬さにあわせた、それぞれの特性をご説明します。

シャロ―エリア(浅場)にはLクラスが最適!

潮流の緩い場所や、重たいタイラバが不要な浅場では40gから60g程度の軽めのタイラバに適したロッドが多く、柔らかいロッドと軽いタイラバを組み合わせることで、自然な誘い方が実現し、違和感を与えにくくなります。

汎用性抜群なML・Mクラス

MLとMクラスは汎用性が高く、浅場であっても潮流が速く底が獲りづらい時や、水深5、60メートルまでのポイントで、80gから100g程度のタイラバの使用頻度が高いため、幅広く使われいます。オールラウンダ―でかつ、パワーも兼ね備えています。

デイープエリア(深場)や潮流の早い場所はMH・Hクラスがおすすめ!

120~150グラム以上の重たいタイラバにも対応するハイパワーなロッドが、 MH・Hクラスのロッドになります。底取りが難しくなる、水深が深いエリアでの釣り、いわゆるディープタイラバや、潮流が速いエリアで活躍します。

 調子について

竿の曲がり方を調子といい、タイラバロッドは大きく2つに分けられており、乗せ調子(胴調子)と掛け調子(先調子)それぞれの特徴を理解しておくことも非常に大事です。

乗せ調子(胴調子)

ロッドの胴部分から竿先にかけて、太さがほぼ均一で大きく曲がることで、ロッド自体の張りを抑えつつ、パワーを吸収するのが乗せ調子です。タイラバロッドは乗せ調子で設計されることが多いです。

そのため、タイラバに喰いついてきた鯛に違和感を与えることなく、半自動に針掛かりさせることができるのでファイト時は、首を大きく振る真鯛特有の三段引きを、ロッド全体で吸収できるので、ばらす確率が減るのも特徴。

初心者の方にもおすすめな点は、巻く操作だけで合わせる必要もなく、半自動に魚が掛かってくれることです。一方で、潮流が速い場所では少々底取りが難しくなる点がデメリットとなります。

掛け調子(先調子)

穂先の方から曲がるのが掛け調子です。曲がる部分が少ない分、仕掛けに力が伝わりやすくアタリを繊細に感じることができ、積極的にフッキングしにいくことが可能な調子です。

活性が低く、あまり積極的にエサを追わない個体はタイラバにも反応が少ないため、初期段階のアタリできっちり針がかりさせる必要があるのでそのような時におすすめ。

また、力が伝わりやすいのでフッキングの時の反応や、アタリの伝達スピードが早く、穂先も柔らかいので着底の判断も容易にできます。そのため、地形が複雑な場所や潮流が速い場所で活躍します。

スピニングとベイトどちらがタイラバ向き?

タイラバロッドにはスピニングタイプとベイトタイプの2種類があります。タイラバゲームではベイトタックルが主流ですが、状況によってはスピニングタックルを使用する場面も。なぜベイトタックルが主流なのか?そして、どんな状況の時にスピニングタックルを使うのか?を解説していきます。

基本はベイトタックル

以下の3点の理由から、タイラバゲームではベイトタックルが主流となっています。

カウンター付きリールに対応しているから

初心者の方におすすめなのが、まずリールにディスプレイ機能がついているので、リアルな水深が表示されます。着底後すぐに巻き上げることが重要なタイラバゲームにおいては、水深が分かることで、着底前に巻き始める準備ができるので、とても便利です。また、アタリがあったタナを正確に攻めることができます。

安定した巻きスピード

構造上巻き上げ力が高いベイトリールは、一定の速度で巻き続けることが簡単なため、深い水深でも軽い力で安定した巻き取りができ、さらに力むことなく巻くことができるので、タイラバで重要な等速巻きを容易に実現できることが最大の強みです。

以上のようにベイトタックルのメリットは非常に多く、これからタイラバを始めようかなという方の入門にはベイトタックルを選択するのがおすすめです。

どんな状況の時にスピニングリールを使うの?

キャスティングによる飛距離を活かした広い範囲や、水深が30m以下で、砂地などの地形変化の少ない場所を入念に探りたいときに、斜めに引いてこれるスピニングタックルをおすすめします。

摩擦抵抗の大きさや、バックラッシュ(スプールから糸が放出され続け、糸がぐちゃぐちゃに絡まること)も起こしやすいベイトリールと比較すると、キャスト時のライン放出抵抗が少ないためにバックラッシュも起きにくく、飛距離が伸び、更にフォールスピードが速いこともメリットです。

汎用性ではベイトタックルに劣るので、上記のような釣り方をしてみたい方はスピニングタックルを検討するのがおすすめです。

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