
釣りは楽しく、美味しく!
こんにちは!職場でも海でも本部長こと玄界灘本部長です。
昨今のコロナ禍、アウトドアの人気に一気に火が付き、そのなかでも釣りブームが再到来。そして以前より人気上昇中のエギング。食べて美味しいアオリイカを狙う人が増えてきました。
交通アクセスも良い近郊の漁港はもちろん、インターネット、SNS情報で取り上げられた釣り場には、週末になると昼夜を問わずエギングロッドを手にしたエギンガーで溢れかえっています。
人気の秘密は、アオリイカは「イカの王様」とも呼ばれ、高級魚という位置づけですし、食べては絶品!そして、竿をビュンビュン振り上げるエギングという釣りスタイルはどことなくワイルドでカッコイイです。それが多くの釣り人の興味を引き付けたのは人気の理由の一つでもあるでしょう。
「でもそう簡単にアオリイカは釣れない・・・」そんな悩みを抱えたアングラーも実は多いものです。
筆者も最初の1杯を釣るまでは、シーズン中ボウズということもざらにありました。
そんな誰もが抱えている悩みを解説付きで解決していきます。
目次
なぜアオリイカは釣れないの?
ベテランエギンガーを彷彿させるような、びしっと決まった見た目の方でも意外と「まだアオリイカを釣ったことがないんですよ」と仰る方は結構います。
何度、何度も釣り場に足を運んでも、なかなか釣れない日が続くと正直途方に暮れます。
そこで、アオリイカが何故釣れないのか、その理由を分かりやすく細かくしっかり考えてみることにしましょう。
釣れない理由①プレッシャーがかかっている
エギングでアオリイカが釣れない理由のひとつ目は、「フィッシングプレッシャー」です
アオリイカは、私たちが想像している以上に意外と目が良いので、水中から陸上の様子や気配をうかがっています。
いきなり水際に立ったりしたら、その人影に驚いてアオリイカ遠くに離れたり、深場へ沈んで身を潜め警戒してしまいます。
プレッシャーのかかったアオリイカは、警戒心をもっていますので、そのような状態ではいくらイカの側にエギを通しても手を伸ばすことはないでしょう。
まずは釣り場に到着したら、すぐに水際まで行かず、少し遠目からアプローチしてみましょう。これはエギングに限らず、全ての釣りにも言える鉄則だと頭の片隅に置いておいてください。
釣れない理由②エギの動かし方(シャクリ方)
次にアオリイカが釣れない理由として挙げられるのは、エギの動かし方です。
どの解説動画などを見ても、大概ロッドをビュンビュンしゃくり倒している場面をよくみかけますよね。
エギングと言えばあのような動作と思われる程定着したアクションです。
そのようなロッドのシャクリ方は活きた小魚のようにアクションしますので、あながち間違いではありません。
しかし、いつ何時も全てのイカに効果的という訳ではありません。一生懸命にしゃくってもそのアクションを、アオリイカが隣りで見つめていなければ効果は得られません。
アオリイカのいないところで、どんなシャクリ方をしても釣れるはずがないのです。
シャクる前に、アオリイカの居場所を的確に探り出せるスキルを身に付けましょう。
春先であれば産卵に適し、同時にエサも豊富である海藻がたくさん生えている「藻場」や潮通りの良い「堤防の先端」など状況にあわせてアプローチをしていくことが大事です。
釣れない理由③アオリイカ以外のイカばかり釣れる
エギングでアオリイカの代わりに、コウイカやその他のイカばかりが釣れてしまうことがあります。
贅沢な理由ですが、これもアオリイカが釣れない理由にはなります。
イカの生態を調べることも釣果に繋げるポイントの一つです。
例えば、コウイカは砂地に潜って生活をしています。
一方で、アオリイカは砂地ではなく、藻場に居ることが多いので、投げる場所を変えたり、明るいうちに海藻が生い茂った場所に目を付けておくことが重要です。
また水温が高ければ割と浅場に、水温が低ければ活性は下がり、深場でじっとしていることが多いようです。
釣れない理由④生態を知らない
アオリイカが釣れない大きな理由は、アオリイカの生態を知らないからかもしれません。
大きく見てみると、春のアオリイカは産卵のために大型化して、浅場に接岸します。すなわち小型のものは数が減ります。
ということは、簡単に釣れる確率が下がり、数釣りには不向きなシーズンと言えます。
逆に夏の終わりから秋にかけては、孵化して成長した小型のアオリイカの姿を数多く見つけることができますので、比較的に簡単にアオリイカを釣ることができる数釣りに適したシーズンとなります。
秋は釣れる確率は一気に上がりますので、初心者の人方は是非秋からエギングを始めると良いでしょう。
冬は水温がグンと下がり、アオリイカは基本的に水温が安定する深場へと移動しますので、近郊の港などで釣ることが難しくなります。
釣れない理由⑤同じエギばかり使う
これもなかなか釣果が伸びない理由の一つかと思います。
筆者もそうでしたが、一度そのエギでアオリイカを釣ると毎回同じエギをチョイスしてしまいます。
これはエギングだけに限らず、他の釣りでもいえることだと思います。
やはり、どの釣りもそうですが、その時の状況に合わせて使用するエギやルアーは選んであげましょう。
エギングでアオリイカを釣り上げよう!
エギングはとても繊細な釣りで、なかなか最初の1杯を釣りあげるまで長い道のりになることがありますが、上記の事や、それ以外のいろいろな方法を試行錯誤しながら楽しんでみてください。
そして一番大事な事は「釣り場には人一倍多く足を運ぶこと」です。
ビギナーズラックで初めてのエギングで釣れてしまうことも稀にありますが、やはり何事においても経験がモノをいいます。特にイカのアタリのとり方は経験を積まなければ分かりにくいです。
最後になりますが、釣れなくても決して無駄足と思わず、プラスに考えましょうね(笑)
釣れなくても夜に更けながらまったりするのも心が落ち着きますよ。
本日も記事を最後まで読んでいただきありがとうございます!
少しでも皆さんのお役に立てれば光栄です!今後も「NO FISHING NO LIFE」を宜しくお願いします。
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