【青物特集】パワフルな引きや、様々な釣り方が魅力的!おすすめの調理法や特性をご紹介!

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玄界灘本部長と申します。

ジギングやキャスティングにおいてパワフルな引きで多くのアングラーを魅了し、本気にさせてくれる「青物」。

筆者もそんな青物ゲームに取りつかれた一人なのですが、青物といっても特に、ブリやヒラマサをターゲットにしたジギングゲームにはまっています。

タイラバのような繊細な釣りとは違い、豪快にしゃくり、やり取りを行うところが大雑把な私には合っているようで。笑

そんな青物ですが、釣りをしない方でも一般的に青物といえば【ブリ】や【ヒラマサ】はピンとくるはずなんですが、それ以外の青物も詳しくご紹介していこうと思います。

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何といってもパワフルな引きが魅力的

冒頭でもありますとおり、「青物」といえばとにかく力が強く、人間VS魚の本気の戦いが繰り広げられます。

不意にタイラバでもヒットすることもありますが、場合よってはラインブレイクや釣りあげるまでに、30分以上も時間がかかることもあるのだとか。

恐ろしいですよね。

また食べても絶品で時期によっては高値で取引されることもあります。

皆さんがぱっと思い浮かぶ魚から馴染みのある魚まで一挙ご紹介していきます。

なぜ青物なの?

「青物」「青魚」とよばれる魚たちはなぜそう呼ばれるのかご存じですか。

ふと思うことありますよね?

簡単に説明させていただきます。

実は、「青物」「青魚」は明確な定義付けがされていませんが、以下のようなことが定義とされています。

  • 背中側を見た時に青い色をしている
  • 一定の場所にとどまらずに、回遊をすること
  • 漁では比較的に捕獲量が多い魚

となっています。

では早速見ていきましょう。

鯵(アジ)

鯵はもっとも一般の家庭に近い魚で、サビキ釣りやアジングでお馴染みの青魚です。

回遊をし、群れに当たれば数釣りが楽しめます。

調理法は、生食は刺身で生姜醤油で食べるのが一般的で美味です。

また身を叩いたなめろうやお子様にも人気のアジフライ、骨せんべいなどが人気な料理です。

旬は、7月~10月頃といわれており、身に脂が乗り絶品です。

鯖(サバ)

続きましても家庭と距離の近い青魚の代表格「鯖」です。

家庭にとの距離が近く、当然釣り人との距離もとても近い鯖ですが、釣りではサビキでも狙うことができますし、小型ジグにも積極的にアタックしてくるので、釣っても楽しい魚です。

おすすめの調理法は【塩焼き】や【味噌煮】です。じわーっと溢れてくる脂と相まって最高です。

刺身では私の在住地である福岡では定番の【ゴマ鯖】刺身にゴマダレを和えたもので、絶品です!

福岡に遊びに来られた際は、是非食べてみてください。

サバの旬は10月頃から1月頃となっており、この時期は脂を蓄えていますので、美味しく味わえます。

刺身で食べる際は、寄生虫に注意が必要です。さまざまな寄生虫が存在しますが、なかでも人にも寄生する【アニサキス】は特に注意が必要で、サバにはよく寄生していることが多いです。

鰯(イワシ)

一般的に、鰯の種類はマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなどが存在しますが、それらを総称してイワシと呼ばれます。

鰯は庶民にも親しまれてきた魚で、漁獲量が比較的安定しており、価格の変動が少ないのが特徴でしたが、昨今では漁獲量も減り、それに伴い価格も上昇傾向にあります。

旬は秋から冬にかけてが美味しいとされていますが地方によっては旬の時期がバラバラで通年中味が安定しているのも特徴です。

小骨が多い魚としても有名ですが、しっかり処理を施せば刺身も絶品です。また、甘露煮やつみれとして鍋やお吸い物の入れるのもおすすめです。

鰆(サワラ)

鰆の字は(魚+春)と書き、春から初夏にかけて釣り人の人気ターゲットですが、最も美味しい旬は冬とされていて、冬の鰆は脂の乗りがよく【寒鰆】などとも呼ばれ高値で取引されています。

とても強面な見た目からは想像できないかもしれませんが、とても痛みやすい魚です。

鰆に限らず青魚全般は同じことがいえますので、釣り人の方はしっかり血抜きして、保存してあげることが美味しく食べるコツです。

おすすめの調理法は刺身です。身がとても柔らかく、かつ上品な脂ものり美味です。

しかし身が柔らかいので捌くのは難易度高めです。また歯がとても鋭いので釣りや調理の際は、十分気を付けてください。

鰤(ブリ)

ブリは青物の中でも定番の魚で、誰もが知っている認知度の高い青魚です。

船からも陸からも狙うことができ、とてもパワフルな引きが特徴で釣り人からも人気の魚です。

さらに大きさや地方によって呼び名が変わる、いわゆる出世魚なんです。

ちなみに私の住む福岡では、80cm以下を【ヤズ】以上を【ブリ】と呼んでいることが多い気がします。

そんな鰤の旬は12月~2月頃で、【寒鰤】は高値で取引されており、また正月の食卓に並ぶことも少なくありません。

冬の鰤は小顔でメタボな個体が良いとされています。

冬にはエサを荒食いし、お腹にはたっぷりの内臓脂肪を蓄えています。

そんな年末に大人気の【寒鰤】を狙うため、この時期の遊漁船の予約は毎年集中することが多いのです。

おすすめの調理法は、やっぱり刺身脂ののった腹身は絶対に食べていただきたい部位です。また、ブリしゃぶや、ブリ大根もおすすめです。

ただしブリによく寄生していることが多い【ブリ糸状虫】と呼ばれるミミズのような寄生虫。

人間の体に入っても害はないとされていますが、気持ち悪いので除去してあげてください。

ヒラマサ

こちらも強烈な瀬への突っ込みで力強い引きで数多くのアングラーを虜にしています。

知能も高く、釣り人から逃れるため、針がかかった瞬間に、一気に瀬へ突っ走り、また岩や漁礁へラインを擦り、ブレイクさせようとします。

釣りあげるには強烈な引きにも耐えれるタックルが必須で、時にはロッドやリールを破壊してしまうこともあります。

ヒラマサの旬はブリと同様冬になります。おすすめの調理法は、やはり刺身で、身は若干硬くサクサクしているのですが、しっかり脂ものっていて格別です。しっかり血抜きをした後熟成させると身はしっとりして旨味も凝縮されます。鰤と同様、しゃぶしゃぶなどもおすすめです。

ヒラマサとブリの見分け方

お気づきの方も多いかと思いますが、ブリとヒラマサってぱっと見同じに見えますよね?

また釣りをされる方でもブリかヒラマサか区別がつかない場合もあるかと思います。

そこで簡単ではありますが、ブリとヒラマサを簡単に見分けるポイントをご紹介します。

他にも見分けるポイントはありますが、たいていこの二つで見分けることができます。

間八(カンパチ)

青物3大魚の一匹でもあるカンパチですが、その名前の由来は諸説ありますが、上から頭部を見た時に「八」の字になっているからという説が有力です。

この魚も出世魚で、福岡ではシオ→ネリゴ→カンパチとなりますが、地方によっては「ショゴ」や「アカハナ」とも呼ばれるそうです。

旬は夏ごろと言われていますが、通年中比較的味が変わらず美味しくいただけます。

ブリやヒラマサはよく似ていますが、カンパチは見た目が少し違い、魚体は全体的に茶色ぽく、黄色のラインも薄いのが特徴です。

身は弾力があり、少ししっとりしています。さっぱりしていますので、カルパッチョなどの料理がおすすめです。

青物は釣り人の目標の一つ

青物のなかでも特にヒラマサ、ブリ、カンパチはビックリするほどパワフルです。

筆者もアジ釣りから始まり、現在は専らジギングばかりです。

あの強烈な引きと、脂ののった刺身の虜になってしまった一人で、是非おすすめの釣りです。

少しクセもありますが、青物に限らず新鮮な魚は本当に美味しく、やみつきになりますし、青魚は体に良いとされています。その理由はDHAやEPAと呼ばれる人間の体内では作ることのできない「必須脂肪酸」が豊富に含まれているからです。これらは血液中のコレステロールを減少させ、血をさらさらにする効果がありますので、脳卒中や心臓病、動脈硬化などの予防効果もありるのです。

釣りをされる方は、是非青物狙いでチャレンジしてみてください、釣りをしない方もスーパーや鮮魚店に行かれた際は、この記事のことを思い出して青魚を購入してみてはいかがでしょうか?

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