釣りは「楽しく」「美味しく」「美しく」
職場でも海でもコンプライアンス!玄界灘本部長と申します。
さて、今回はシマノから発売されている‘‘オシアコンクエスト‘‘のリールについて解説していきます。
釣りをされる方であれば一度は目にしたことがある高級感溢れるデザインが特徴的です。
筆者も惹かれて購入した一人で、現在も愛用しています。
そんなオシアコンクエストのリールといっても様々なモデルが発売されていて、どんな機種がどんな釣りに適しているのか?
など悩んでいて、購入する前に入念に調べておきたいですよね。
そんな方向けに徹底解説していきたいと思います。
目次
オシアコンクエストとは
オシアコンクエストは、タイトルにも書いてある通りシマノが誇る最高峰のオフショアベイトリールです。
コンパクトでありながらも、強靭でパワーと機能性を兼ね備えた魅力的なリールです。
オシアコンクエストは3つのシリーズが発売されており、狙いたい魚種に合わせた釣り方、求める機能を選ぶことができます。
では早速、ラインナップと特徴、機能を確認してみましょう。
オシアコンクエストの特徴
マイクロモジュールギア

シマノが誇る独自のギアシステムで、従来のギアからさらにきめ細かい小型のギアを密に噛み合わせることで、強度を低下させずに滑らかさを実現し、強靭なパワーを可能にしました。
私個人も【オシアコンクエスト300HG】を使用していますが、確かに使った感想はまさに‘‘なめらか‘‘そのものと感じました。
ただしこまめなメンテナンスあっての性能が長続きします。釣行終わりの水洗いやグリスアップは欠かさず行いましょう。ゴリシャリ感があって、グリスアップしても改善されない場合は、オーバーホールにだしましょう。メンテンナンスの際はこちらをお買い求めください。
HAGANEボディー

軽量かつ剛性の高いアルミニウムやマグネシウムなどの金属を使うことで、リールのたわみや歪み、ネジレをしっかりと抑制しています。
繊細なギアの噛み合わせを守ることで、余計な負荷を最小限に抑えスムーズなリーリングを可能にします。
オフショアジギングなど負荷の大きい釣りに耐えうる剛性さを兼ねそろえています。
フォールレバー

フォールレバーは、【オシアコンクエストリミテッド】【オシアコンクエストCT】のみ搭載されています。
フォールレバーとはフォールスピードをレバーを使って調整することができる機能です。初心者の方でも簡単に細かいスピードの調整が可能となっています。
どのスピードに反応が良いのかなど、じっくり探りながらあたりパターンを見つけることができます。
エキサイティングドラグ

エキサイティングドラグとは、魚とやりとりするなかでドラグが出された際に、ジリジリと音が鳴るシステムです。
大型魚との緊迫したやりとりにさらにスリルと演出を加えた興奮する機能です。
Sコンパクトボディー

Sコンパクトボディーとは、コンパクトな小径でありながら、強靭さを兼ねそろえたボディーです。
コンパクトになった分リールをしっかり包み込むことができ、違和感なく釣りに集中できます。
手の大きい方でもしっかりフィットしますので、コンパクトさを感じさせない仕様になっています。
オシアコンクエストのモデル
オシアコンクエストリミテッド

一つ目のモデルは‘‘オシアコンクエストリミテッド‘‘です。2020年発売以来未だ人気が絶えない機種です。
オシアコンクエストリミテッドの特徴は、簡単に説明すると、ノーマルモデルのオシアコンクエストにフォールレバーとレベルワインダーが備え付けられたモデルです。近海から中深海のジギングにおいて、フォールレバーは喰いの渋い魚にもフォールスピードに変化をつけることで、しっかりと口を使わせることを可能にした待望のリールとなっています。
発売当初から追加で200番が追加され、現在のラインナップは以下の通りになっておりますのでそれぞれのスペックも併せて確認してみてください。

大切なリールをしっかり守ることができます。
オシアコンクエスト

オシアコンクエストシリーズのスタンダードモデルになります。
ゴールドに輝くボディーは数多くのアングラーを虜にし、シンプルなデザインからも発売から現在まで人気が衰えることのないリールです。
全8種類とラインナップが多いことも多く、自分の釣りにあったモデルをしっかり選ぶこともできます。

オシアコンクエストCT

オシアコンクエストは、スタンダードモデルにフォールレバーと、カウンターがついたモデルになります。
水深が表示されることで、魚がいる深さが掴みやすく、的確に釣りを楽しむことができることが特徴です。オシアコンクエストリミテッド同様、フォールレバーが搭載されており、自在フォールスピードが調整できることにより、細やかな操作が可能になっています。

どんな釣りに適しているのか
オシアコンクエストリミテッド300HG RIGHT/301HG LEFT
オシアコンクエストリミテッド300HG,301HGは、ヒラマサやブリをターゲットとした【青物ジギング】に適しています。
ハイギアは回収速度も速く、潮流の早い場所でのジギングで効果を発揮します。
オシアコンクエストリミテッド300PG RIGHT/301PG LEFT
パワーギアモデルは、主に中深海の海域で釣りをするのに適しています。
深海で使うジグは重量+巻上げ抵抗を強く受けますが、楽に巻き上げることができ、集中できます。
ボトム付近で大型魚がヒットした場合、強引なやり取りが必要となってきます。
魚に主導権を握らせないトルクの強さがおすすめです。
オシアコンクエストリミテッド400HG LIGHT
400番は唯一オシアコンクエストリミテッドのみにラインナップされているモデルになります。
深海での釣り、大型青物をメインで狙う際に適しています。
糸巻き量が多く、カンパチなどの強烈な引きをもつ魚でも正面からやり取りができます。
まさに青物キラーともいわれるパワフルかつ繊細なリールです。
オシアコンクエストCT 200PG(右)/201PG (左) 200HG(右)
個人的な意見になりますが、主な用途は【タイラバ】【太刀魚テンヤ】【ライトジギング】です。
タイラバにおいては、基本動作の「落として、巻くだけ」に加え、近年ではフォール中を狙ったり、じっくりタイラバを見せて喰わせる‘‘フォールタイラバ‘‘も実績の高い釣法として確立されています。
フォールレバーがあることで、どのスピードによく反応しているかが探りやすくなります。
また、ボトム付近でじっとしている低活性の鯛に対して、着底間近でフォールスピードを調節し、口を使わせることも可能となります。
CTがついているので、水深が一目で把握でき、着底も分かりやすいので、タイラバ初心者の方でも使いやすいのですが、入門で購入するには価格のハードルがやや高めなので、慣れて2台目の購入を検討しているかたにピッタリだと思います。
PEライン1号を440mも巻けるので、潮流の早い場所や、水深の深い場所でのドテラ流しのタイラバにも対応可能です。
他には、タイラバと似た釣り方である太刀魚テンヤにも適していると思います。
オシアコンクエストCT300HG/301HG(左)
こちらは、【青物ジギング】に適していると思います。
またジギングにおいては、フォールレバーを活用してさまざまな演出で魚を誘い出し、低活性の時でもパターンを変えながら口を使わせることができます。
オシアコンクエストCT300PG(右)/301(左)
こちらは、タイラバや中深海でのアカムツなど狙うのに適しています。タイラバは200番でも大丈夫なのですが、70㎝を超す大鯛がヒットしたとき、強烈な引きでも臆することなく安心して対峙できます。
特に体力に自信のない方は真鯛に主導権を握らせず、強引に寄せることができますので、疲労感が軽減されます。
オシアコンクエスト200PG(右)/201PG(左)
スタンダードモデルの200番に関してもやはり適しているのは【タイラバ】です。
等速巻きが基本動作になるので、巻き心地が重要です。
タイラバでも青物や根魚がヒットすることがありますが、強烈な引きでも魚に完全に主導権を握られることはないので安心できます。
オシアコンクエスト200HG(右)/201HG (左)
適した釣りは、割と近くで楽しめる【近海ジギング】【タイラバ】です。
リールもコンパクトで、かつ推進20m~100m前後までの海域で幅広く楽しむことができます。
早めのジャークからスローまでを使いこなせるので、多彩な釣りを楽しめます。
オシアコンクエスト300PG(右)/301PG(左)
オシアコンクエスト300PGはCT付きモデルと比較してみても重量が軽く、軽量感重視の方におすすめで。適した釣りは【中深海のジギング】です。
中深海のジギングにおいても1日しゃくり続けてもCTと比べて軽量な分疲労感が違ってくると思います。
オシアコンクエスト300HG(右)/301HG(左)
HGモデルに適するのはやはり【青物ジギング】です。
ロングジグを1日しゃくり続けるようなシュチュエーションにはもってこいです。
私も青物ジギングの際は持参していくリールですが、10㎏クラスになると少し主導権が握りづらくなるので、個人的にはライトジギングが最適かと思います。
オシアコンクエストは間違いなく最高峰

ゴールドの煌びやかなボディーは誰もが憧れるリールです。
見かけに負けない確かな実績と貫禄はアングラーを常に導きます。
このリールを使えば違った一歩を踏み出せること間違いなしです。
本日も、皆さんの貴重な時間を割いて記事を読んでいただきありがとうございます!
記事を読んで少しでも役に立った、面白かったと思っていただけまましたら光栄です。
まだまだ不慣れで見にくかったり、分かりづらかったりすことも多々あると思いますが、
精一杯頑張りますので、引き続き暖かく当サイトを見守っていただけましたら幸いです。
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